クールな君と甘々な君
帰宅後のこと。


「ただいま〜」


もういい慣れたあいさつに、いつものように返事が帰ってきた。


「おかえり」

「うん!お腹すいたよね?ちょっと作るから待ってて!」


(何か……不機嫌?)


そう思ったが、特に気にせず夕飯を作っていた。



その時、不意に颯也君が話しかけてきた。
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