クールな君と甘々な君
「はい!オレンジジュースで良かった?」


「うん、大丈夫!わざわざありがとな」


「いえいえ、今からお世話になるわけだし」


「そうだね」



そして、勉強会がスタートした。




「ここは、Xを代入して求めてから―」


「うんうん、これでいいの?」


「そう!美羽は物分りが早いね」


「全然!涼太の教え方がうまいんだよ」


「いやいや、美羽がすんなり頭に入れてるからだよ」


「違うって〜!涼太が教え方上手だからだよ」
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