クールな君と甘々な君
「じゃあー、一ノ瀬は橘の隣な!
おい、橘ー、一ノ瀬の面倒よくみてやれよ」



  ………は?


一発頭、殴ってやろうかと思った。


よりによって何で美羽の隣なんだよ



でも、美羽は嫌だったのか…


「い、いや反対側の端の席も開いてるじゃないですか!?!」



と言っていた。


―――ホッ


よかった…。


もし美羽が全然大丈夫です!なんて言ったら俺、死ぬとこだった。冗談抜きで…。



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