クールな君と甘々な君
こいつ…。


後で、飯奢らせる。


密かに、そう思い美羽と一ノ瀬をジーッと見つめていた。



そうすると、何だか2人が親しそうにしていた。


(なんで…、)


それに、俺は一番見たくない光景を見てしまった。



(美羽が…、顔を赤くしてる……)


俺は、何でか頭の中が真っ白になった。


でも、よく考えればただ隣になっただけで、美羽が心を開いたり……



顔を赤くするはずがない。
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