クールな君と甘々な君
そこまでは良かったが…



やっぱり戻らなきゃ良かったと、イライラが増える一方だった。


(っ…。距離がちけぇよ…。)


俺だって、出来るならあの距離でいつも話したいけど


嫌がるような事はしたくないから我慢してたのに…。



文句を言いに行こうかとおもったが、タイミング悪く、チャイムが鳴ってしまった。


「…チッ」


イライラがおさまらないであろう俺に友達は


「きょ、今日は、一段と機嫌が悪いようで。ははは」


「……あ?」


「ひっ…!な、何でもありません!」

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