クールな君と甘々な君
はぁ…。


ったく。


何もねぇなら話しかけんなよ。


そう思いながら、美羽と一ノ瀬の方を見る。


さっき、担任から国語の教科書がまだ届いてないからら橘見せてやれとか何とか言ってたけど


何であんなに美羽と一ノ瀬をくっつけようとしてるのか…。








――これは、ただの思い込みだったが、今の俺にはこう考えるしかなかった。




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