クールな君と甘々な君
やっぱりだ…。


こいつ…、美羽と2人でデートしようとしてる。。。


流石に我慢できず、俺は話に割りこんでいった。


「先約があるから無理だ。」


そう言った俺に、美羽は戸惑いが隠せていない。


「俺と日曜日にデートの約束してるから
無理だ。諦めろ」


そういった俺に、美羽は


(そんな事した?!)


と言いたそうな顔をしていた。


すると、案の定…。



「え?!約束なん――んっ!!」


考えていたことをそっくり言おうとしていたので、咄嗟に美羽の口を塞いでしまった。
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