クールな君と甘々な君
そうすると、もの凄く気持ちが楽になった。


(自分に正直になると、こんなに清々しくなるんだ…)


これからは、自分に嘘をつかないようにしよ、と考えた私だった。









―――そうちゃんを好きと自覚して早くも一ヶ月が過ぎた頃。


お母さんから、電話がきた。


「もしもし?お母さん?」


『そうよ〜!颯也君とは上手くやれてるかしら?』


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