クールな君と甘々な君
「た、だいま…」


「ん、おかえり。飯はもう食ってきたのか?」


「う、うん…。だから、先お風呂入るね」


「おう…」




―――「はぁ…、気まずいなー。」


お風呂から上がり、私はそそくさと自分の部屋に逃げ込んだ。


(これからどうしよう…)


この先のことが不安になり、早くお母さん達が帰って来ることを祈るしかなかった。

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