クールな君と甘々な君
「わ、私…涼太の告白に
――――応えられません。」
あぁ…。言っちゃった…。
恐る恐る、涼太の顔を見ると顔はいつもの涼太の笑顔があった。
でも、顔は笑っていても私にはわかる。
目だけはそうではないと…。
目だけは、とても泣きそうな顔をしている。
私はつくづく思う。
『こんな優しくて、頼れて、他にも良いところはたくさんあって、何より私の大事な幼馴染に苦しい思いをさせて最低だ』 と。