クールな君と甘々な君
「りょ、涼太…。あの、ご――――」


「知ってたから…。」


「……え?」


なに、いって、る、の、?



「美羽が、俺の事恋愛対象として見ていなかったこと、知ってたから…それに、やっぱり西野が好きなんでしょ?」


やっぱり、って…。


「も、もしかして…。あの文化祭の時から気づいてた…?」


「うん、まぁね」


「な、なんで?」


「うーん、そりゃー、美羽の態度見てれば…?誰だってわかるし?」
< 297 / 325 >

この作品をシェア

pagetop