クールな君と甘々な君


「いや、バレると色々誤解されちゃうし…
私は血祭りに合うし。デメリットしかないから……」


「…別に、俺は誤解されてもいいけど」

え……?どういう事…?


誤解されても良いって……。まさか…ね?


いや、間違ってもそんなことはない!


そんなこと言われたら、か、勘違いしちゃうよ!

ふぅ…。危なかった。


さっきの言葉は私の聞き間違いってことにして。


「えっと、とりあえず……内緒ね?」


「……ん、わかった。」


まだ何だか納得の言ってない彼だったけど、特に気にしないようにした。
< 35 / 325 >

この作品をシェア

pagetop