クールな君と甘々な君
―――登校中のこと


離れて歩いてたら


「歩くの早い?」って聞かれたから、


「ううん!全然早くないよ」って答えたら 


「でも、すごく離れてるじゃん。
 もしかして、俺の隣歩くの嫌?」


と聞かれてしまい、彼の隣で歩く形になってしまった。


学校に近づくにつれ、段々と同じ制服の人たちが増えてきた。


うっ……。


凄く視線を感じる、、、


その視線の中には妬みなど恨めしそうな顔で見てくる人もいた。

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