クールな君と甘々な君

でも、そんな手には引っかからない!と思って、


「ふん、知らないもん…」


と言ってキッチンへ行こうとした。

すると…。


「わっ!」


またも2度目の腕を引っ張られ視界が反転した。


目を開けたら、

目の前にはきれいな顔立ちの颯也君が私に覆いかぶさっていた。

「?!ナナナニシテルルノ?!」


「許してくれるまでずっとこうしてる。
だから、許してくれる?」


< 53 / 325 >

この作品をシェア

pagetop