クールな君と甘々な君
なのに…それなのに…


それに気づいてないのか気にせずつきまとってきていた。

だから、余計にイライラが増してきていた。



――――このときまでは……。


俺の気が変わり始めたのは、美羽が引っ越してきてちょうど一ヶ月経った頃だった。

その日俺は友達と公園で遊んでいた。

結構暗くなるまで遊んでいて、帰る頃には多分17時30分ぐらいだった。


俺は「またやっちゃった…。」と思いながら駆け足で家路に向かおうとして、公園を出ようとした。



――その時…。

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