クールな君と甘々な君
俺たちは、そんなやり取りを今日もして、
一日の幕が閉じた…。



翌日…。


(こんな朝早く誰もいないか)

そんなことをのんきに考えながら、教室に入ると驚きの人物がいた。





そこにいたのは…美羽だった。



(なんでこんな朝はやくにいるんだ…?)


不思議に思いながら席につこうとすると…、


「お、おはよう……ご、ございます!」

明らかに、緊張したような言い方で挨拶してきた。


「はよ…」

まさか挨拶をしてくれるとも思わず、短い返事をした。


(最近やけに会うな…。)

まさか――…




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