クールな君と甘々な君
今朝は、何となく頭は起きてるが、まだ体が言うことを聞かずやはりそのままボーッとした。 


ーーーガチャ…


(あっ…美羽来た…。)


そうぎりぎり分かるくらいの頭の回転だったため…、次の犯したことには自分でもびっくりだった。


なんと…自分の寝てるベッドに美羽の腕を引っ張って抱き寄せてしまっていた。

流石に理性が吹っ飛んでたみたいで、自分でも何をしたか分からなかった。

(俺…、耐えろ…、我慢だ我慢…)


そう自分に言い聞かせ、凄く気まずかったが、なんとかやり過ごした。



まだ、登校するのには余裕が残ってい時…。

もう美羽が行こうとしてたため、俺は引き止めた。


だって、どっちにしたって同じ学校何だし、一緒でいいじゃん、と想ったからだ。


別々で行きたそうな顔をしてたけど…、
今回ばかりは譲れなかった。


折角のチャンスなのに、そのチャンスをみすみす逃したくなかった。


だから、時間差で俺たちは登校することにした。
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