クールな君と甘々な君
その日の夜、


俺が先に帰っていたため美羽が来るまで
ソファでテレビを見ていた。


しかし、色々とあって俺はそのまま寝てしまった。



「た、だいま」


美羽の声がしたため、起きようかと思ったがどんな反応するか楽しみでそのまま寝ていた



美羽が気配で、俺のそばに来たことがわかり驚かそうと起きようとした時――――



（……っっ！！）


急に頭を撫でられた。


何が起きてるのかいまいち分からなかったが、寝ぼけてたこともあるため、我慢してたものがプツリと切れた。


―――グイッ


「きゃっ！」


「寝込み襲うなんて大胆だな」

ニヤリと悪戯な笑みを浮かべて笑ったら、
案の定とても混乱していた。


でも、面白がっていることに気づいた美羽がすねてキッチンへ行こうとしたため今度は
押し倒してしまった。



「許してくれるまで、ずっとこうしてる。
だから、許してくれる？」


そう真剣な顔でいうと…、とても混乱した状態で許してくれた。
< 76 / 325 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop