クールな君と甘々な君
でも、私のことなんて忘れてるか…。

私には、誰にも言ってないことがある。


親友の琴葉にさえ話していない。


私が恋をするのが嫌になった原因は………





―――――涼太にあるのだ。 


そんな過去もあり、少し覚えてなくてもいいと思う気持ちがある反面、覚えていなかったらショックだという複雑な気持ちだった。


「じゃあー、一ノ瀬は橘の隣な!
おい、橘ー、一ノ瀬の面倒よくみてやれよ」


< 80 / 325 >

この作品をシェア

pagetop