クールな君と甘々な君
『だから…なんでわらうの?!』



そんなやり取りをして帰った。


でも、その日から私の心が涼太と会うとドキドキする事に気がついた。


それが、どうも気になったため、友だちに聞いてみたら…



―――『それ…恋だよ!』



と言われた。


まだ、ピンと来なかったが、段々一緒に過ごすうちにそれは確信へと変わった。


それから、数日後…。


涼太が、あの無くなったお守りを見つけてくれた。


飛び上がるほど喜んでお礼を言うと、



『当然だよ、美羽の笑う顔が見れてよかった』


そう言って微笑んでくれた。

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