クールな君と甘々な君
でも…私が恋をしたくなくなった原因は―


涼太の行動だった。。。





“それ”が起こったのは、お守り事件からちょうど1ヶ月経った頃だった。


その日は、技能教科の作業があって、
私はこの日が一番嫌いだった。


理由は……、この作業では自分の身の回りで使うものを制作しなくてはならないからだ。



私は、制作活動が何より苦手でとても重い気持ちだった。


そして、授業開始。


早速苦戦した私は、独り言で

「はぁ…。疲れた」

といったつもりだった。独り言で。。。


しかしその直後、涼太が自分のやっていたものを止めて



『俺…。やろうか?それ、、、』

といってきてくれた。


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