俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
「ありがとうございます」

「待合室にいるのが、ご主人様ですか」

「はい」

先生は看護師に診察室に入って貰うように指示した。

彼が診察室に入ってきた。

「鏑木美希さんのご主人様ですね、おめでとうございます、二か月に入ったところです」

「ありがとうございます」

「美希、やったな」

彼はすごく喜んでくれた。

「これから色々検査致しますので、少々お待ちください」

それから色々検査をして、流産の危険の事や、高年齢出産のリスクなど、注意を聞いてマンションに戻った。

「美希、お疲れ様、疲れただろう、今日は帰り俺が報告がてら、商店街に寄ってなんか買ってくるから、横になってろ」

「でも、それでは申し訳ないです」

彼は私の肩を抱いて、言葉を続けた。

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