俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
休みの日、今日は気分がいいとの事で、商店街に行ってみることにした。

「美希ちゃん、おめでとう、つわりはどうだい」

商店街の八百屋のご主人が声をかけてくれた。

「ありがとうございます、ちょっとだけ大変です、でもいつも蓮さんが一緒にいてくれるので、嬉しいです」

「そうかい、それはよかった」

「今日はこれを持っていきな、お酢が効いてると食欲も湧くかもしれないからな」

「ありがとうございます」

そのうち、商店街の人達がみんな集まって来た。

「美希ちゃん、おめでとう、元気な赤ちゃん産むんだよ」

「皆さんありがとうございます、頑張ります」

「美希、そろそろ帰ろうか」

「はい」

二人で商店街を後にした。

それから程なくして、つわりも収まってきた。

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