俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
望月さんをじっと見つめてしまった。

そんなことも知らず、俺は蓮也に飯を食わせ、風呂に入れ、寝かせた。

美希、もう俺はギブアップかもしれない。

俺は東條に連絡して、病院へ行きたいからと蓮也のことを頼んだ。

病院へ向かっている時、まさか病室に望月がいるとは想像もつかなかった。

こんな面会時間外に誰もいないだろうと、俺は病室のドアをノックもしないで、いきなり開けた。

美希は望月と笑顔で話していた。
「蓮さん、どうしたんですか、こんな時間に」

「望月とはこんな時間に楽しくおしゃべりしてるんだ」

俺は頭に血がのぼり、美希に罵声を浴びせた。

「蓮也を俺に押しつけて、望月とよろしくやろうって魂胆か」

「おい、蓮、それはあまりにもひどいんじゃないか」

「麗子を裏切ってよく平気だな」

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