俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
自分では興奮しているつもりはないが、相当取り乱していたのだろう。

何か叫んだのは覚えているが、何を口走ったのか覚えていなかった。

「社長、とにかくお休みになってください、私はこれで失礼致します」

「すまなかった、俺、相当取り乱したな」

俺は東條の言う通りベッドに身体を横たえた、すると気づかないうちに深い眠りに落ちていった。

「パパ、朝だよ、起きて」

蓮也が俺を起こしにきた。

相当眠ってしまったらしく、インターホンがなってベビーシッターの真弓さんがくる時間になっていた。

東條が俺を見かねて、ベビーシッターを雇い入れてくれた。

全て東條に任せていた。

今日から真弓さんがくることもすっかり頭から飛んでいた。

「おはようございます、体調でも崩させたのですか」

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