俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
蓮也は俺に抱っこされ美希にキスをした。
「蓮也、ありがとう、ママは嬉しい」
「よし、それならなるべく、二人で頑張ろう、でも大変な時は東條に頼もう」
「僕、東條さん好きだよ」
「美希、俺もヤキモチ妬いた」
「えっ、誰にですか」
「東條」
美希はびっくりしたような表情を見せた。
「美希は俺じゃなくて東條ばかり頼るから、取られちゃうんじゃないかと心配したんだぜ」
「蓮さん、私は……」
「わかってるよ、だから俺もヤキモチ妬くってことをわかって欲しいんだ」
「蓮さん」
「よし、飯食って帰ろうな、蓮也」
「うん」
「あう」
「あ、美蓮も返事したよ、パパ」
「そうだな、だけど美蓮はママのおっぱいだな」
「うん」
この幸せがずっと続きますようにと願った。