俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
第二十三章 罠にハマった蓮
それから、家族四人の新たな生活が始まった。

朝は戦争だ。

蓮也は自分のことは自分で支度した。

俺だって出来るさ、でも結局何回も美希を呼ぶことになる。

そこに東條が迎えに来てしまった。

「蓮也、美蓮を見てて」

「わかった」

「東條さん、すみません、蓮さんがまだなんです」

「大丈夫ですよ」

そこに蓮也が声をかける。

「ママ、幼稚園のバス来ちゃうよ」

蓮也は幼稚園まで通園バスを利用することになった。

蓮也は蓮の寝室のドアを開ける。

「パパ、もう、僕行くよ」

「マジか、ネクタイが全く出来ない」

「蓮さん、お手伝いしましょうか」

「ああ、頼む」

「じゃあ、行ってきます」

蓮也がマンションのドアを開けて、エレベーターまで走る。

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