俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
東條のマンションに到着し、インターホンを鳴らすと、東條が応対した。

「社長、お入りください、一体どうなさったのですか」

蓮はことの成り行きを話しはじめた。

「それは、罠にはまりましたね」

「ああ、どうすればいいんだ、美希は許してくれないだろう」

「でも、このまま、ここにずっと泊まるわけにはいきませんよね」

蓮は東條のマンションから仕事に行くことになった。

「着替えはどうなさいますか」

「俺のマンションに取りに行ってくれないか」

「かしこまりました」

東條は朝早く、蓮のマンションに向かった。

「奥様、申し訳ありませんが、社長の着替えを取りに参りました」

美希は何も聞かずに、東條に着替えてを渡した。

「では、失礼致します」

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