俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
美希は蓮の胸に頬をくっつけて、背中に腕を回した。
「蓮さん、お願いがあります」
「なんだ」
「真弓さんにはもう会わないでください、蓮さんを疑ってるわけではないですが、
蓮さんは優しいから、真弓さんの誘いを断れなくて、一緒の時間を過ごすことになったら、それだけでも嫌なんです」
「わかったよ、でも美希が自分の気持ちをこんなにも伝えてくるなんて嬉しいな」
「もう、蓮さんったら、恥ずかしいです」
蓮は真弓にどうしても確かめたいことがあった。
蓮也のベビーシッターをお願いした時、多分俺は真弓さんの気持ちに答えられないと、
断ったはずだ。
その後、キャバクラで働き始めた真弓さんに、偶然再会した。
酒に弱い俺は、酔い潰れたに違いない。
「蓮さん、お願いがあります」
「なんだ」
「真弓さんにはもう会わないでください、蓮さんを疑ってるわけではないですが、
蓮さんは優しいから、真弓さんの誘いを断れなくて、一緒の時間を過ごすことになったら、それだけでも嫌なんです」
「わかったよ、でも美希が自分の気持ちをこんなにも伝えてくるなんて嬉しいな」
「もう、蓮さんったら、恥ずかしいです」
蓮は真弓にどうしても確かめたいことがあった。
蓮也のベビーシッターをお願いした時、多分俺は真弓さんの気持ちに答えられないと、
断ったはずだ。
その後、キャバクラで働き始めた真弓さんに、偶然再会した。
酒に弱い俺は、酔い潰れたに違いない。