俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
「ああ、蓮、あなたは私のものよ」

真弓は蓮と身体を重ねた。

ピッタリと肌と肌が張り付いて心臓の鼓動が伝わってくる。

「ああ、うう〜ん」

「蓮、気持ちいい?」

真弓は蓮の身体にキスを落とした。

「ああ、蓮、最高よ」

真弓は蓮の至る所に唇を這わした。

「蓮、好きよ、大好きよ」

その時、蓮の意識が戻ってきた。

蓮は、真弓の身体を引き離した。

「バカな、何を考えているんだ」

「何って、蓮との抱擁よ、奥さん、なんて思うかしら」

真弓はククっと笑った。

「前もお前から勝手に事に及んだんだな」
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