俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
もう、お互いの気持ちを止めることが出来なかった。

身体を重ねて、二人は離れることはなかった。

「東條、好きよ」

「美蓮様、自分も愛しています」

身体が震えて、ピクッと反応した。

美蓮は朝まで東條に抱かれて眠った。

「東條、おはよう」

「おはようございます、すみません、だいぶ無理させましたよね」

「大丈夫よ、東條、私と結婚してね」

「美蓮様、それは、社長が許してくれるかどうかわかりません」

「パパは関係ないよ、私はもう二十歳なんだから、自分のことは自分で決める」

「でも……」

「東條は私が他の男性に抱かれても平気なの?」

「平気じゃありません、美蓮様を誰にも渡したくない」

美蓮は満面の笑顔で、東條に抱きついた。

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