俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
彼は東條さんに言われて返す言葉がないのか暫く黙っていたが、次の瞬間とんでもない事を口にした。
「東條、お前が残って藤城に指導するのは許可出来ない、藤城が社に残らなければならないのなら桂木社長との会食はキャンセルする、俺が藤城の仕事を指導する」
「失礼を承知で言わせていただきます、それは私への信頼がないと言うことですか?」
「そうではない、藤城が他の男と二人きりなんて我慢出来ないだけだ」
「私のことは信じて頂けてないと言うことでしょうか」
気まずい空気が社長室に流れた。
どうしよう、私が口を挟むことが出来る状況ではないよ?
彼は口を開いた。
「俺の気持ちの問題だ、嫌なものは嫌なんだ」
「子供みたいな事を言わないでください、冷静になってください」
「東條、お前が残って藤城に指導するのは許可出来ない、藤城が社に残らなければならないのなら桂木社長との会食はキャンセルする、俺が藤城の仕事を指導する」
「失礼を承知で言わせていただきます、それは私への信頼がないと言うことですか?」
「そうではない、藤城が他の男と二人きりなんて我慢出来ないだけだ」
「私のことは信じて頂けてないと言うことでしょうか」
気まずい空気が社長室に流れた。
どうしよう、私が口を挟むことが出来る状況ではないよ?
彼は口を開いた。
「俺の気持ちの問題だ、嫌なものは嫌なんだ」
「子供みたいな事を言わないでください、冷静になってください」