俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
「えっ」

「どんな人なんだろう?彼氏いるのかな?何に興味あるんだろうと考えていたら、毎日美希のことばかり考えていた。
自販機で飲み物買おうとしたら小銭なくて、ちょうど通りかかった美希が奢ってくれたの覚えてるか」

「すみません、覚えてないです」

「その時結構喋ったけど、記憶にないのか」

「はい」

「偶然を装って何日か喋ったんだ、俺はすげ?楽しくて絶対に結婚するってそん時決めた。俺のことまったく眼中になかったってことか」

「すみません」

「社長になってプロポーズしようと思って、すぐにアメリカに渡米した、一年間必死に勉強した、毎日美希の事考えていたよ」

この時、おぼろげに記憶が蘇って来た。

総務部にいた、すぐに姿見かけなくなった、鏑木くん?

そうか、アメリカに行っていたんだ。
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