俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
俺は美希の元彼に嫉妬した。

美希が気軽にお茶したことも嫌だった。

俺は美希が何かに悩んでいることには気づいていたが、それが何なのかわからずにいた。

毎回俺はなぜ避けられるのか、あと一歩が進むことが出来ない。

今日は美希を抱きしめる気持ちになれなかった。

いつもなら腕枕をして美希を朝まで抱きしめると、気持ちが落ち着くのだ。

美希を抱きたい気持ちが溢れて俺は理性を抑えるのに必死だった。

美希はあいつのことは、もう愛していないと言った。

でもそれならなぜあいつと一緒の時間を過ごしたんだ。

まだ気持ちが残っているからじゃないのか。

それに俺は拒否されてる、本当はあいつを愛しているのか。

そんな気持ちが醜い嫉妬に変わり、俺はいつもの自分を保っている事が出来なかった。

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