俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
俺は美希に拒絶されて以来ベッドを共にしていない。

美希はまだあいつが好きなのか。

美希の気持ちは俺に対してないと言う事か。

俺達が夫婦になったのも、俺の強引な気持ちを美希が仕方なく受けてくれたからだ。

元々俺は美希に対して、溢れんばかりの愛情で接して二人の関係は始まった。

すぐに告白したかったが、親父に止められ、社員を目指した。

しかし社員になったが、美希を目の前にしておあずけ状態になり、社長を目指し、勉強のためアメリカへ渡米。

結局美希の存在を知ってからなんと三年の月日が流れたのである。

やっとの思いで美希と結婚出来たのに、美希の心は俺にはなかったなんてショックは計り知れない。

でも美希はいつも気遣い優しい言葉をかけてくれる。

俺はその言葉に甘えていていいのだろうか。
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