俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
やはり、ビル建築の場所を別の場所に移すか。

そしてここには住居のみのマンション建築に変更するか。

俺は大きく変更する事を考えていた。

俺はある日一人で商店街を訪れていた。

「鏑木建設の社長さんじゃないか、今日は美希ちゃんは一緒じゃないのかい」

商店街の八百屋のご主人が声をかけてくれた。

「今日は仕事で寄らせていただきました、親父はこの商店街が好きだったようですが、
親父から何か聞いていませんか」

八百屋のご主人は腕組みをして考えていた。

「そう言えば、親父さんの奥さん、つまり社長さんのお袋さんもよく顔を出してくれていたな」

「お袋が?」

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