俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
彼は私の気持ちを理解してくれる優しい人である、この優しさに甘えて、彼とずっと一緒に居たいと思った。


俺は美希に気持ちを確かめたかった。

まだあいつに未練があるのか、好きなのか。

なぜ俺は拒絶されたのか。

美希は「十年前に終わっています」と答えた。

そうじゃない、あいつを今でも好きかどうか聞きたいんだ。

俺は苛立っていた。

あいつが良くて俺はダメなんだ。

美希は理由をゆっくり話し始めた。

俺は黙って美希の話を聞いていた。

身体の相性が悪い、満足出来ないと言われたなんて、そのために臆病になっていたとは、予想を遥かに超えた言葉だった。

俺は美希を抱きしめた、悩んでいたのに、詰め寄り聞き出そうとして、俺はなんてバカなんだ。

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