俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
第十一章 蓮さん助けて
元彼の事件から二ヶ月が過ぎようとしていた。
買い物は相変わらず、彼が休みに一緒に行ってくれる。
でも、彼のお父様の病院は昼間、私が以前のように顔を出すことにした。
病院の帰り道、急に手を引き寄せられて、抱きしめられた。
えっと思った瞬間、私の唇が塞がれ、身体に触れてきた男性は、元彼だった。
「イヤ」
抵抗するも押さえつけられ、元彼の荒い息が首筋にかかる。
「あんな若い男捕まえて、毎日お楽しみか」
「離して、今更何?」
「美希と別れて分かったんだ、こんなにいい女はいないって」
「私とは身体の相性悪いんでしょ、満足出来ないんでしょ?」
「だからあん時は若かったから気づけなかった」
元彼に押さえつけられながら、抵抗出来ない自分が惨めで、涙が溢れてきた。
買い物は相変わらず、彼が休みに一緒に行ってくれる。
でも、彼のお父様の病院は昼間、私が以前のように顔を出すことにした。
病院の帰り道、急に手を引き寄せられて、抱きしめられた。
えっと思った瞬間、私の唇が塞がれ、身体に触れてきた男性は、元彼だった。
「イヤ」
抵抗するも押さえつけられ、元彼の荒い息が首筋にかかる。
「あんな若い男捕まえて、毎日お楽しみか」
「離して、今更何?」
「美希と別れて分かったんだ、こんなにいい女はいないって」
「私とは身体の相性悪いんでしょ、満足出来ないんでしょ?」
「だからあん時は若かったから気づけなかった」
元彼に押さえつけられながら、抵抗出来ない自分が惨めで、涙が溢れてきた。