俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
俺は美希を失いたくない、今は命の恩人で片付けられる関係ではない。

俺は美希に惚れている、誰にも渡したくない。

美希、なぜ一人で行動するんだ、何故だ、何故俺を信じてくれないんだ。

私はなぜか彼のお父様の病院へ戻った。

病室へ行くと彼が一足先に来ていた、慌ててる様子で病室を後にした。

私が病室へ入って行くと、彼のお父様は両手を広げ「おいで」と私を呼んだ。
お父様の胸に顔を埋めて泣いた、お父様は「大丈夫」と頭を撫でてくれた。

「美希ちゃん、大丈夫かい、何があったかわからないが、顔を埋めて泣く相手は、わしではなく蓮じゃないかな、すごく心配していたよ」

「でも私、もう蓮さんの元へは戻れません」

「そんなことないよ、大丈夫、蓮は全て受け入れてくれるさ」

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