俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
私はお父様に慰められ、彼の元に戻ることにした。

マンションに戻ると、彼は私を抱きしめてくれた。

「美希、大丈夫?、何があった?」

「蓮さん、ごめんなさい、ごめんなさい」

もう、涙が溢れて止まらない、彼は優しく涙を拭ってくれた。

「もういいよ、無事で良かった、すげえ心配したぞ」

子供のように泣き続ける私の様子で何があったか彼は見抜いていた。

「美希、前に俺が言ったこと覚えてるか、俺だけ見てろ、俺だけ信じろ、そして俺に甘えろと」

「覚えています、でも私、蓮さんに相応しくないんです」

「美希が俺に相応しいかは俺が決める」

「蓮さん」

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