もふかわ生徒会長は、求愛コントロールができない
急に私に抱き着いた綾芽さん。
私の耳に、いじわるっぽい声を吹きかけてきた。
「今すぐ、大好きな人に告白をしてね」
ひぃえぇぇぇ?!
「ミッションをクリアしなかったら、私、海花とのお友達をやめちゃうよ~」
ちょ、、、ちょっと待ってください。
今のって……私がこの場で、ミルキー様に告白をする。
そういうことですよね?
綾芽さんは私から離れると
「週明けの学校で、どうなったか聞かせてね。バイバ~イ」
イヒヒと笑いながら帰って行ってしまいましたが……
こここ……告白は……勘弁していただきたいんです。
だってだって。
ミルキー様はもう私のことなんて、なんとも思ってないんですから。