もふかわ生徒会長は、求愛コントロールができない
「……それなら……もう……かかっています」
「えっ?」
「私は死ぬまでずっと、ミルキー様だけが大好きです。心変わりなんて絶対にしません」
「アハハ~ 嬉しいな。死ぬまで両想いでいられるね。でも俺の勝ちだよ」
「ミルキー様の……勝ち……ですか……?」
「俺は生まれ変わっても、海花だけを愛し抜く自信があるから!」
ひゃっ!
照れ顔のミルキー様が、私だけを見つめて微笑んでいらっしゃいます。
心臓がバクバクの私。
顔の熱がグググ―っと上がっていって。
幸福とドキドキで、目が回ってしまいそうです。
大好きな人と両想い。
これ以上の幸せはありませんから。
「人間で一般人の私は、ミルキー様のお嫁さんになることはできません。ですが、ずっとミルキー様のことを大好きでいてもいいですか?」