もふかわ生徒会長は、求愛コントロールができない
もっともっと俺のことを、大好きになって!
そんな願いを込めて、笑顔も声もめちゃくちゃ甘々にしてみたけれど……
隣に座りながら、海花の頭をナデナデしたのがいけなかったのかな?
「ひぃあ! ししし……至近距離からの蜜甘スマイル……。 心臓が持ちませんから……」
海花は逃げるように、床にべたり。
ソファから降りて、床にお姉さん座りでしゃがみ込んじゃった。
反応、初々しすぎでしょ?
かわいい。可愛すぎ。
もっと海花のてんぱる姿を、見たくなっちゃう!
俺は、海花を可愛がりたくてたまらない。
だからゆっくりと、海花に近づいてみた。