恋愛☆stady★
「渾名の始まりはね…私達が1年になってすぐにあった自然教室が原因なの。」

「自然教室が……?」

「ぅん。 その時私は2組で拓斗は3組でクラスも近いからよく話したりしてたんだよ」



私は話しながら、あの時のコトを思い出していた。


拓斗も黙っているから、きっと同じく思い出しているんだ...



「苺ちゃん…?」

「ッぁごめん(苦笑) 自然教室に行ったとき、あのコトがおきたんだ。」



私は話しながらあの時にふりかえる…



自然教室の1夜目の夜…



「ねーねー苺ちゃんっ」

「なぁに??」



私はベットに座って本を読みながら、友達の呼びかけを聞いた。



「苺ちゃんッて美羽小なんでしょ??」

「ぅん?そぅだょ??」

「苺ちゃんッてさ―今崎君と仲イイよね??」

「ぇ、そぅかな?」



私はこのとき(しまった……仲良くしすぎたかな)ッて思った。


小学校の時、かなり拓斗とのコトでいじめられてたから―…




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