小さい頃、仲の良かった幼馴染が毎日甘やかして癒してくる
「じゃあ、そろそろ帰るね」

岳がそう言って、荷物を片付け始める。

急に岳は手を止めた。

「結芽」

「俺、結芽に謝らなきゃいけないことある」

「え?」

「高校が離れたとき、結芽たまに会いに来てくれたよね」

「うん・・・」

「でも俺、実は結芽を避けてた」

岳が私の方を向く。
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