君にかける魔法
すらっとした長身。
きれいな金色の長い髪。
透き通るような白い肌。
「○○○○○という劇団に所属しております、Natsukiと申します。」
深々とお辞儀をし、顔を上げた。
…
「ただいまっ!」
Natsukiから、星川 奈月の表情に変わる。
「ナツキだ…」
奈月は変わらぬ笑顔を見せる。
「ちょっと形は変わっちゃったかもしれないけど、ダンス頑張ってるよ」
そう言ってイェイッと、私にピースする。
「私もやっと、ヘアメイクで仕事が沢山貰えるように、なったんだ。」
7年も会っていなかったのに、変わらない。
「それじゃ、素晴らしいヘアメイクさん。お願いします。」
「はい、かしこまりました。」
私はテーブルにメイク道具、アレンジ道具を用意する。
雑誌の撮影のメイク。
カメラや周りの照明の当たり具合を考え、ベース、ハイライト、シェーディング等を行っていく。
モード系の衣装に合わせて、黒に近いカーキ色のアイシャドウをチョイス。
アイラインは長めに、はね上げる。
キリッと見せたいから、マスカラは目尻多め。
目が綺麗に見えるように、グリッターの位置を調節しながら乗せていく。
きれいな金色の長い髪。
透き通るような白い肌。
「○○○○○という劇団に所属しております、Natsukiと申します。」
深々とお辞儀をし、顔を上げた。
…
「ただいまっ!」
Natsukiから、星川 奈月の表情に変わる。
「ナツキだ…」
奈月は変わらぬ笑顔を見せる。
「ちょっと形は変わっちゃったかもしれないけど、ダンス頑張ってるよ」
そう言ってイェイッと、私にピースする。
「私もやっと、ヘアメイクで仕事が沢山貰えるように、なったんだ。」
7年も会っていなかったのに、変わらない。
「それじゃ、素晴らしいヘアメイクさん。お願いします。」
「はい、かしこまりました。」
私はテーブルにメイク道具、アレンジ道具を用意する。
雑誌の撮影のメイク。
カメラや周りの照明の当たり具合を考え、ベース、ハイライト、シェーディング等を行っていく。
モード系の衣装に合わせて、黒に近いカーキ色のアイシャドウをチョイス。
アイラインは長めに、はね上げる。
キリッと見せたいから、マスカラは目尻多め。
目が綺麗に見えるように、グリッターの位置を調節しながら乗せていく。