君にかける魔法
地毛の金髪をまとめたサラサラストレートのポニーテール。
高身長でモデルのような体型。
成績は入学以来学年トップをキープ。


流石の地味で目立たない私も認知していた。

「お姉ちゃんが先生とかwww」
「もう!ここでは先生なの!」
「はーいせんせーw」

あちらこちらで笑い声。

今年はにぎやかなクラスになりそうな感じがした。


机の下に隠していたスマホが少し動くのを察知。
こっそりLIN○を開く。
『今日午前で終わるから遊び行かない?バイトあったらあれだけど!』

(…バイトないよっ、…むしろ暇!遊ぶ…っと)

『いつものあれ!お願いします』

(了解!)

カバンの中身を確認。
ハルカがこういうのはだいたい予測できるんだから
中身を確認し、そっとカバンのジッパーを閉めた。

実は私の楽しみの一つでもあるんだよな…


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