君にかける魔法
学園祭の最後をしめるのは、チア部の発表。
「クルミ、来てるかな…」
「どこかいるかな…」
ずっと2日間気がかりだった、クルミちゃん。
今日もLIN○は返ってきていなかった。
『最後に大会チームお願いします!』
歓声に包まれる。
ナツキ1人登場し、マイクの前に立つ。
「皆さん、2日間学園祭お疲れ様でした。こうやって今年も学園祭の最後を飾らせていただけることとても感謝しています。」
一礼すると拍手が沸き起こる。
「…今日は特別な思いで、この曲を踊らせていただきます。」
深呼吸をして少し目を閉じ、そして前を向いた。
「…このメンバーで踊るのは、今日で最後なんです。」
何かを察したのか、スミカちゃんは泣いているみたいだった。
顔は、見れなかった。
「私の大切な友達です。…その子からダメだし喰らわないように、今年も精一杯私たちらしく頑張っていきます。」
チラッとナツキはステージ横を見る。
頷いてニコッとする。
「最後まで楽しみましょう!Let's Go!!!!」
ナツキの掛け声を合図に、メンバーがステージに上がる。
「…クルミ。」
ナツキの隣にクルミちゃんがいた。
「クルミ、来てるかな…」
「どこかいるかな…」
ずっと2日間気がかりだった、クルミちゃん。
今日もLIN○は返ってきていなかった。
『最後に大会チームお願いします!』
歓声に包まれる。
ナツキ1人登場し、マイクの前に立つ。
「皆さん、2日間学園祭お疲れ様でした。こうやって今年も学園祭の最後を飾らせていただけることとても感謝しています。」
一礼すると拍手が沸き起こる。
「…今日は特別な思いで、この曲を踊らせていただきます。」
深呼吸をして少し目を閉じ、そして前を向いた。
「…このメンバーで踊るのは、今日で最後なんです。」
何かを察したのか、スミカちゃんは泣いているみたいだった。
顔は、見れなかった。
「私の大切な友達です。…その子からダメだし喰らわないように、今年も精一杯私たちらしく頑張っていきます。」
チラッとナツキはステージ横を見る。
頷いてニコッとする。
「最後まで楽しみましょう!Let's Go!!!!」
ナツキの掛け声を合図に、メンバーがステージに上がる。
「…クルミ。」
ナツキの隣にクルミちゃんがいた。