涙空

クラス替え

「おはよ~!」
私は石川はるか!中学2年生で彼氏募集中ww
「あっはるかぁ!おはよ~★」
そしてこちらが大親友の杉浦ゆきか。すんごく優しくて彼氏もいる。
「クラス何組だった??」
そう。今日は待ちに待ったクラス替え当日♪
私とゆきかは中学1年のとき同じクラス。
今年も同じクラスならいいけど…
「私はB組★はるかは?」
「私もB組だよぉ!!」
やったぁ!2年連続同じクラスじゃん!!
「やったぁ!!んじゃ早速教室行こっか★」
「そーだね。」
そして私とゆきかは2年B組の教室へと移動した。
「ここか!」
教室についた。
「うん。席どこだろ…」
「あっ!私窓側★」
私は運がよく一番好きな窓側の席だった。
「私一番前…」
ゆきかは一番前の席で落ち込んでしまった。
「ど、どんまい...同じ教室なんだからいいじゃん!」
「そーだね!」
立ち直り早っ…!
           ガラガラ~・・・
「はい。席ついてね~。」
うっ…先生きた。
『はぁ~い…』
皆はもっと友達と喋りたいのかぶつぶつと文句をいいながら席についた。
そして、皆が席についたことで授業が始まった。

午前の授業、ランチ、午後の授業が終わりあっという間に帰りになった。
「はるかぁ~!一緒に帰ろ!!」
「いいよぉ!じゃあ先土間行ってて!」
私は帰りの準備が遅くなりそうだったからゆきかに先土間へ行かせた。
「わかったぁ。」
よし!準備OK★
「はるか!話あるんだけど時間いい?」
「あ!まさき!!どうした?」
この人は私の幼なじみ。初恋の相手。鈴木まさき。
「あのさ...話あんだけどいい?」
「うん。」
「あのさ…今俺好きなやついんだけどさ…告白の仕方とかわかんねーんだよ...」
いきなり!?
「へー… まぁストレートに言えばいいんじゃない?ってかなんで私に聞くの?」
「だってお前しか言えるやついねーじゃん...」
「あっそ...ってか好きな人って誰?」
一番気になったことを聞いてみた。
「俺が告白したら分かる!」
「あっそ。あっ!ゆきか待たせてるからそろそろ行くね!」
「わかった。」

私は土間へと向かった。
「ゆきかごめんねぇ~!」
「別にいいよ!そんな待ってないし…」
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