ツインズ
その頃・・・
ー魔界ー
「あら、随分と遅い報告ね。」
ルシファーは呆れたような顔で話す
「すみません、本当はもっと早く報告に来るべきでした。ですが、急に怖くなってしまい…」
「あの子たちの力を知った時、相手はあなただと確信しました。」
「そうでしょう?アスタロト。」
「・・・。」
アスタロトは黙って俯いた。
「申し訳ありません。ルシファー様。」
「私は構わないわ。ただ…あちらがなんと言うかね。明日、セラフィムの元へ行きましょう。私も一緒に行くわ。」
「……はい。ありがとうございます。ルシファー様…」